フランスに二軒の三つ星レストランを実現。インターナショナルにフランスガストロノミーの価値を広める

Pavillon Ledoyen, Alléno Paris(ルドワイヤン)
Yannick Alléno(ヤニック・アレノ)

Pavillon Ledoyen, Alléno Paris(ルドワイヤン)料理

■夢を実現

前進し続けるために気をつけているのはどのようなことですか。

アレノ氏:
前進というのは、現状やものごとに疑問を持つことから始まります。自分に厳しくいることや、常に正確な仕事をすることも必要で、パーフェクトを目指し続けなければなりません。もっと遠くまで想いを馳せ、誰も想像できない域を目指し進むのです。

私は料理に情熱を抱いていますし、創作することに夢中です。このクリエイティビティを決して制限しないようにしています。私の周りにあるもの、周りで起きていること、周りにいる人には注意を払っています。彼らが私を支えてくれていますし、前進のために必要なエネルギーを与えてくれているからです。

どんなとき、料理人で良かったと思いますか。

アレノ氏:
私は毎日とても幸せです。情熱を持って生きていますし、最高のチームに囲まれ、スタッフは熱心で、皆でモダンな料理を作っています。お客さんと分かち合いたい料理を作り、そしてお客さんたちから熱い反応を受け取っています。チームと大きな計画を一緒に進めていて、私はいつも喜びの気持ちでキッチンに立っています。

好きな料理とデザートは何ですか。

アレノ氏:
私はとてもグルモン(gourmand/グルメ)なので、好きな料理は無限にあります。1つしか挙げることができないのであれば、完璧な火入れがされたサーロインステーキとグラタン・ドフィノワ(gratin Dauphinois/ジャガイモのグラタン)です。デザートはサントノレ(Saint-Honoré)ですね。

料理以外の趣味はどんなことですか。

アレノ氏:
家族や友達と過ごすのが好きです。時間があるときは、いつも家族や友達と過ごしています。市場に行き、その雰囲気、香りや味を楽しむことも大好きです。

市場で過ごす時間は、発掘し、おしゃべりし、歩き回り、リラックスしてインスピレーションに出会える素晴らしいひとときです。現代アートも好きで、機会がある度、展覧会や美術館や、アートギャラリーを見に行きます。サン・トゥワン(Saint-Ouen)の蚤の市にもよく行きます。

夢は何ですか。

アレノ氏:
私の夢は、フランスガストロノミーを海外に広めることです。なので、今まさに実現しているところです。ずっと続けていけるといいなと思っています。

若い料理人にメッセージをください。

アレノ氏:
成功の鍵となる価値とは、クリエイティビティと仕事量。一生懸命日々の仕事をすることです。常に疑問を持ち続けること、世界に開いた心でいること。

まず学ぶために十分な時間をかけ、食に関するテクニックを完璧に駆使できるようになること。料理人という職業、正確な動きと器用さは、観察と反復練習から習得できるものです。キャリアは短距離走ではなく、持久走です。仲間よりゆっくり時間をかけることは不安に思うことではありません、基礎に時間をかけた分だけ、その後目覚ましい成長を遂げるものです。

情熱と、熱心な仕事、厳しさとクリエイティビティがあれば、全てが可能です。自信を持ち、自分のしたいことを大切にすることも重要です。人に影響されないようにするのは難しいことですが、自分の直感に誠実でいる勇気は必要です。

Pavillon Ledoyen, Alléno Paris(ルドワイヤン)内観

(メールインタビューを翻訳:安發明子、本人写真:Geoffroy de Boismenu、料理、店舗写真:Philippe Vaurès)

Pavillon Ledoyen, Alléno Paris(ルドワイヤン)外観

Pavillon Ledoyen, Alléno Paris(ルドワイヤン)

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